粉瘤

粉瘤とは?

 粉瘤とは、皮膚科外来で一番よく見ることの多い良性腫瘍です。上皮成分が何らかのきっかけで皮膚の中に食い込んで、皮脂・角化物が貯まった表皮で出来た袋(=嚢腫)を形成します。別名で表皮嚢腫とも呼び、英語ではアテローム(もしくはアテローマ)と云うこともあります。

 

 体中の至る所に出来る可能性があり、はじめはクリクリとして”小さなしこり”として気がつくことが多いです。発生部位が皮膚であるため、皮膚とは一体化しており、かつ下床の皮下脂肪とは癒着していないため、可動性があるのが特徴となります。

 

 大きさは1cm程度から通常2,3cm程度になることが多く、臀部などでは稀に10cmくらいに巨大化する場合もあります。中心部分に小さな黒い穴(開口部)があることが多く、周囲から圧迫すると粥状の内容物がでる場合があり、特有の悪臭がすることが多いです。

 

 基本的に悪性のことは、ごく稀であるために炎症のないものでは経過をみても良いですが、ある程度大きくなったものでは、他の腫瘍との鑑別のためと良性・悪性の鑑別のために摘出手術を行った方が良いでしょう。

 

 中身がいわゆる”垢”のため、感染を起こす場合が有り、皮下に炎症が広がると感染性アテロームとなり、外科的に切開を要することが多くなります。


 

●お願い●
 感染性アテロームで受診された方で、切開の適応のあるものは必要に応じてご説明を行い処置をしております。受診される際に、大きな病気はないか?、局所麻酔のアレルギーはないか?、体調は大丈夫か等と伴に、しばらく2,3週間程度通院が必要となりますので、ご予定などをお教え下さい。
 

大木皮膚科

大田区山王2-5-1

電話;03-3776-2220

 

皮膚腫瘍外科指導専門医である院長が治療に当たりますので、ご安心して受診されてください。

男性医師(医院長)が手術の担当ため女性の胸まわりや股部に近いもの、悪性の疑いのあるケースおよび数が多数ある場合などにつきましては、近隣の大学病院等をご紹介いたします

※令和2年4月現在、コロナ感染の拡大により新規の予定手術はお引き受けしておりません。

 

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