もくじ
小児皮膚科とは?
小児皮膚科とは、赤ちゃん、お子さんに生じる皮膚疾患全般を指す分野であり、大人とは違う診断の特殊性があります。対象年齢は、0才(新生児)~15才(中学生頃)までのお子さんであり、皮膚のバリア機能がまだ未熟で弱いデリケートな肌に出やすい特有の病気・病態(乳児湿疹・アトピー性皮膚炎・とびひ・水いぼ・あざ等)を対象疾患とします。

子供さんは自分で症状を云えないですし、ご両親とくにお母さんの観察眼が大切となります。また、新生児期、幼児期、学童期と出やすい皮膚疾患も変わってきますし、時期毎のお子さんの皮膚の特殊性を理解して治療にあたる必要があります。
とくに赤ちゃん~学童期までのお子さんは、「皮膚が薄い、乾燥しやすい、細菌感染への抵抗力が弱い」などの注意点があるものの、大人には見られない旺盛な治癒力・回復力を合わせ持っており、正しい治療を行うときちんと治っていくのも特徴と云えるでしょう。
小児皮膚科の重要性としては、アレルギーマーチ(①アトピー性皮膚炎/乳児湿疹・②食物アレルギー・③喘息・④アレルギー性鼻炎)の一番はじめに起こる乳児湿疹の治療に係わらせていただき、ひいては後に起こる「食物アレルギー・喘息などの予防」にも繋がっていく点が大きいと云えるでしょう。
また日常診療に、重症な感染症やアレルギー疾患も時々混ざることがあるため、緊急性を見分けて必要に応じて大きな病院へタイミング良く、ご紹介する必要も生じます。
よくある皮膚疾患としては、新生児にはじまる脂漏性皮膚炎・いわゆる乳児湿疹・アトピー性皮膚炎など湿疹群がまず挙げられます。じんましん、食物アレルギー、色々な虫刺され、汗も(汗疹)などのアレルギー疾患も大切です。
感染症としては、とびひ・水いぼに始まり、感染性爪囲炎、頭ジラミ、単純ヘルペス、水ぼうそう、手足口病、ウイルス性いぼなどが挙げられますが、適切に見分けて、診断・治療することが求められます。
小児皮膚科における大木皮膚科の特徴
- 現院長は大学病院時代には、皮膚科学教室皮膚外科斑(形成外科)に所属し、多くのお子さん(0才児~学童期)の治療に当たってきました。じつは皮膚外科に於いても小児を対象とする疾患が非常に多いのです。
- 当院は先代院長の頃より多くの小児の患者さんが受診され、現院長も大木皮膚科を平成6年頃から手伝いはじめ、平成16年より大学勤務をおこないつつ、定期的な外来診療を行ってきました。
- そのため、多くの大田区大森地区のお子様の診察を「新生児~おとなになるまで定期的にフォロー」させていただいた実績があるのが、他の医院にはない特徴となります。
乳児湿疹(赤ちゃんの湿疹)
乳児湿疹とは、生後すぐ~1才くらいの時期にでる湿疹のことを総称します。赤ちゃんは、生まれてすぐはお母さんの体内にいたホルモンの影響で皮脂が多い時期(新生児にきび)もありますが、2ヶ月程度を過ぎると乾燥傾向になってきます。顔、とくに頬・顎・口周りに湿疹が出ることが赤ちゃんの時期の湿疹の出始めの特徴です。

乳児期の湿疹は、次第に頭、躯幹、四肢と広がることがあります。いわゆるアトピーの出やすい時期は1才~3,4才くらいですが、初期は単なる一過性の乳児湿疹か、アトピーか?の見分けは付けにくいと思われます。おおよそ、2ヶ月以上繰り返す湿疹はアトピーと定義されていますが、まずはちゃんと治療を行って皮膚を良い状態にするのを目標とするといいでしょう。
治療は、それぞれの時期のお子さんの肌にあった弱めのステロイド外用剤を使っていくことが基本です。もちろん、保湿剤や適切なスキンケアも重要ですが、いったん酷くなった湿疹部分は繰り返し炎症を起こしやすい状態です。少し改善したときにいきなり、ステロイド外用剤をやめてしまわずに、少しずつ使う事(プロアクティブ療法とも云う)が大切です。
乳児湿疹と鑑別が必要な疾患
乳児脂漏性皮膚炎
生後1-2カ月の赤ちゃんでは、お母さんからのホルモンの影響がのこり皮脂の分泌が一過性にさかんとなります。頭皮・顔面などに皮脂が浮いたような白っぽい皮疹がでることが特徴で、やさしく洗って軽いステロイド外用などを併用することでほとんどが自然に改善していきます。
あせも
正確には汗疹(かんしん)と云い、高温多湿な環境などで多量の汗をかくと額や胸などのエクリン汗腺(汗を出す管)が詰まってしまい、白くてぷつぷつした皮疹がでることが特徴です。一方で、首の下/脇下・肘/膝裏にできるのは汗による刺激性の湿疹なのですが、「俗称としてあせも」ですと訴えられる患者さまも多いので、「あせも」ですねとお答えする場合もあります。
虫さされ
お子さんの虫さされでは、ストロフルス(小児ストロフルス)と云って、非常につよい痒みや場合によっては水疱形成などの過敏反応を起こしてしまうことが特徴です。虫さされでアレルギーを起こす原因は、刺された虫の唾液などに対する過敏反応なのですが、①刺されて数回は反応があまり出ず(赤ちゃんでは余りみない)、②何度か刺されると過敏反応が増幅し(学童期に多い)、③同じ地域で同じ種類の虫に何度も刺されると耐性がついて、あまり腫れなくなる(成人~高齢者では少ない)のが特徴です。虫の多くなる春先~夏にかけてご来院される患者さんが多くなります。
おむつかぶれ(皮膚カンジダ症)
おむつかぶれとは、乳児がおむつをする時期に臀部~陰部に生じる湿疹病変の総称です。オムツの中は、おしっこや便でジメジメしており、刺激性の皮膚炎や皮膚の浸軟を来しやすい状態です。清潔にすることが大切ですが、よくある間違いは、おしり拭きなどで綺麗にしようとする余りゴシゴシと擦ってしまうことと思われます。

できれば、おむつ交換のたびにシャワーで流せば良いのですが、忙しいときはプラスティック製の水差しなどにぬるま湯をくんで置いて、赤ちゃんを寝かしたまま”さっっと流しても”良いでしょう。そのあとは、きれいな柔らかいタオルなどで擦らない様にそっと水分をぬぐいます。じめじめしているとカンジダも合併しやすいので、良く乾燥させておくことも大事ですよ。
治療は軽度のものでは、亜鉛華軟膏単独でも改善することがあります。もしも、擦れによる刺激性の湿疹があれば、弱めのステロイド外用剤をつかいます。周囲に膿をもつ丘疹・皮剥け・びらんが強いときは皮膚カンジダも疑われますので、抗真菌剤をすこし加える場合もあります。
とびひ(伝染性膿痂疹)
とびひとは、伝染性膿痂疹ともいい細菌が皮膚に入り込んで、毒素を出し皮膚表皮層がじくじくと溶けてしまいます。ブドウ球菌が原因菌のことが多いですが、連鎖球菌も混じることがあります。虫刺されや湿疹の掻き崩し・擦り傷などがきっかけとなることが多いようです。皮膚のバリア機能の弱いお子さんに特に夏場によく見られます。

適切に処置をしないと病変が”飛び火”のごとく、次々と広がってしまうので、とびひの俗称が付いたようです。基本的にはプール・入浴は禁止します。患部にはバイ菌が沢山いる状態ですので、石鹸をつかい膿や汚れをきれいに洗い流すこと、その際にシャワーにしておくことがベターです。
治療は細菌感染症なので、抗菌剤の内服とかゆみ止めを飲んで掻かない様にしましょう。抗菌剤外用とともに、もともと湿疹がある場合はステロイド外用剤も併用することがあります。患部は初期はガーゼで覆った方が良いでしょう。
水いぼ(伝染性軟属腫)
水いぼは伝染性軟属腫ともいい、小さなお子さんにできる水いぼウイルスの感染症です。水いぼを引っ掻くと周囲に飛び散り感染するだけでなく、他のお子さん・とくに湿疹やアトピーなどで肌が弱い方に移りやすいのが問題です。基本的に自然治癒しますが、時間が半年~1年と長く、掻き壊すと際限なく広がったり、化膿して膿むこともあります。

プールに入って良いかは議論なりますが、最新の学校保健会の冊子によると”直接接触は避けること”と”沢山ある場合は処置しておく”ことが求められています。学会などでは、プールの水では移らないということを根拠にそのまま入ってしまって良いとしていることも混乱を招いています。あくまで、学校・保育園が守るべきものは厚生省・文部科学省の出している通達となるのが原則でしょう。
※学校・保育園等には感染症を予防する義務があります。水いぼがあるお子さんが黙って入ってしまうと学校で予防ができません。
治療は何もしなくとも良いと言われてしまうことが多いようです。少なくとも湿疹があるお子さんでは、掻き崩しによる自家接種を防ぐ意味でも保湿剤と最低限のステロイド外用剤をつかって皮膚をよい状態にしておくことが大切です。当院では、よく苡仁などの漢方内服をお勧めしております。
※水いぼを取る治療(摘除)は、現在当院では行っておりません。また、プールに入る時期以外はいそぐ必要はありません。
※当院では、水いぼの保存療法として「MB-Fクリーム・伝染性軟属腫専用クリーム」をお勧めしております。
その他の小児皮膚科疾患
あたまじらみ
しらみは、学童などでお子さん同士直接ふれあうことで感染していきます。成虫は頭皮から落ちてしまうと、通常の環境では死滅してしますので、接触しないかぎり感染はおこりません。診断は、毛髪についた卵もしくは成虫を顕微鏡検査で確認することで確定します。いったん、発生すると幼稚園/保育園などで増えてしまう場合がありますので、疑われる場合は皮膚科をはやめに受診しましょう。治療は市販薬のスミスリンシャンプーを購入いただき、3日おきに3-4回シャンプーを繰り返します。初回のシャンプーで成虫はいなくなるので、感染力はなくなり登園は可能です。
みずぼうそう
水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルスによる初感染で、飛沫感染をおこし感染性がつよいので、全ての皮疹が痂皮化するまで登校が禁止となります。特徴は、体~顔だけでなく、口腔内・頭皮にも出ることですが、発症初期では皮疹がはっきりしないことも多く、全身の皮膚の状態をしっかり診ることが大切です。治療は抗ウイルス薬内服+安静が大切となります。小学生高学年~成人が発症すると重症化し、高熱などが出て点滴治療が必要になる場合があり、注意が必要です。
ヤケド
乳児では、以前は床においた炊飯器でのヤケドが多かったのですが、現在はポット/やかんでの熱湯でのヤケド、花火でのヤケドなどが多い印象です。当院では熱傷の専門治療の経験のある院長が診察・治療にあたります。
あざ、母斑、血管腫
乳児期にできるいちご状血管腫・異所性蒙古斑・扁平母斑・先天性の大型の色素性母斑、太田母斑などが多くなります。経過をみて問題ないものなのか、より専門的治療(レーザー/手術)が必要なのかを皮膚外科専門の院長からアドバイスさせていただきます。治療が必要な場合は大学病院等の形成外科にご紹介しております。
手足口病
コクサッキー/エコーウイルス等の複数のウイルス感染症が原因となりうる病気で、手足の指紋にそって特有の楕円形の水疱がみられることで診断がつきます。口腔内や膝窩、陰部などに皮疹を伴うこともあります。皮疹自体に特有な治療法はなく、抗菌剤外用などで1週間程度で自然治癒することがほとんどです。指先に症状が出た方では、数ヶ月後に爪変形がみられることもあります。まれに、髄膜炎/脳炎なども併発するため、全身症状がある場合は小児科にも受診をしましょう。
手足口病を発症した段階でも、ウイルスは便などから排出しつづけるとされますので、完全な予防法はありません。まわりに移さないためには手洗い・うがいなどを励行しましょう。
にきび
にきびは思春期から悪化してきますが、最近では10才くらいのお子さんからニキビがみられることもあります。初期には洗顔を丁寧にしっかりおこない、「保湿・抗菌剤外用」などで改善しますが、症状が進行するとより専門的な治療が必要となってきます。
じんましん
季節の変わり目など免疫力が不安定になるときには、お子様にもじんま疹ができることがあります。治療は成人と同等となりますので、リンクページをご覧下さい。
りんご病
ヒトパルボウイルスB19による感染症で、両頬に赤いレース状の斑点が出ることが特徴です。皮膚症状がでたときには既に感染力はない状態であり、通常1-2週間で自然になおることが多くなります。
魚の目/いぼ
お子さんで魚の目と云って受診される方の9割方がイボとなります。ウイルス性イボの治療の基本は、「液体窒素療法」となりますが、お子さんでは痛がってしまい施行しにくいのが問題です。当院では軽度のイボに対して、痛くない「ヨクイニン内服や外用治療」でまず治療を行うようにしております。
わきが
お子さんでも腋臭症のご相談が多くなっております。軽度のものであれば、特有な治療薬はなくコラージュフルフルなどの抗菌/抗カビ作用の期待出来るボディーソープがにおいの軽減に有効です。本格的に臭いがきつい場合には外科的な治療の適応となるため、近隣の総合病院の形成外科にご紹介しております。⇒リンク
円毛脱毛症
成人に1-2%程度みられる円形脱毛症ですが、お子さんにも見られることがあります。軽度のものではステロイド外用+フロジン液が治療の中心となり、多発してしまう場合には内服治療や大学病院での専門的な治療が必要になる場合もございます。
よくある質問
赤ちゃんでも受診可能でしょうか?
皮膚科では乳幼児(0才児)~ご高齢者の方のすべての皮膚疾患を扱っております。なお、一部の皮膚科ではお子さんの皮膚疾患に対処していない医院もあるようです。受診される際には、小児の皮膚科に対応した皮膚科クリニックを選びましょう。
皮膚科か、小児科どちらに掛かったら良いですか?
小児科は、「0才児~15才未満の子供をみる内科」です。軽い症状であれば、小児科の先生にステロイド外用剤や保湿剤を処方して頂くことは可能です。皮膚科は「皮膚という臓器に特化」して、乳幼児(0才)~ご高齢者までのすべての皮膚疾患を専門的にあつかう診療科となります。
もし、小児科でいただいたお薬で1-2回で改善しないときには小児皮膚科を標榜する皮膚科に掛かった方がよいでしょう。なお、皮疹があっても発熱や嘔吐など全身症状がある場合には小児科を受診した方が良いと考えられます。一方で、皮膚の症状のみで皮疹が酷いときには皮膚科を受診するようにしましょう。
じつは、小児皮膚科という正式な標榜科はありません。小児皮膚科学会というものは存在するのですが、現在「小児皮膚科専門医」というものもありません。皮膚科の中で小児の診療を得意とする先生が、患者さんに分かりやすいように小児皮膚科というようです。
アレルギーマーチとは何ですか?
アレルギーを起こしやすい体質を持ったお子さんが、①乳児湿疹(アトピー)、②食物アレルギー、③喘息、④鼻炎と、順番に隊列を組んで行進(マーチ)するように次々と症状がでてくることを差します。なかでも、アレルギーマーチの出発点である乳児湿疹をきちんと治しておくことが大切となり、コントロール不良例では「未熟な肌バリア」から様々なアレルゲンが入り(経皮感作)が起こりやすいとされています。
お子さんの湿疹(乳児湿疹)の治療はいつまで続けたら良いですか?
皮膚科にお掛かりになり治療が奏効すると、いったん赤みやかさかさが落ち着き治ってきたようにみえますが、あくまでステロイド外用によって症状を押さえ込んでいる状態であり、皮膚の中には炎症が長く残り続けます。症状が落ち着いたと考え、ステロイド外用をとめて保湿のみにしてしまうとすぐ悪化する傾向があります(リアクティブ療法)。
通常は、症状が落ち着いても外用剤の治療はとめずに塗る回数を1日2,3回から1日1,2回と減らし、かなり良くなったという状態で1日1回程度のステロイド外用を使う方が良いでしょう。もちろん、保湿は1日2,3回以上何回塗っても構いません。
風邪をひくと咳が長引くように、皮膚の中の炎症も思ったより長引きますので、完全につるつるになった状態で初めて1日1回から2日に1回と斬減し、状態が完全に収まった状態で週2,3回と外用を続けることがスタンダード治療(プロアクティブ療法)となります。
なお、お子さんのお顔の乾燥のピークは生後半年であり、離乳食開始時期と重なるのでスキンケアの継続も大切です。きちんと治療介入した場合は、お顔の湿疹は1才くらいまでに落ち着くことがほとんどです。なお、お体のアトピー症状は4,5才くらいまで続く傾向がありますので、長期の視点での治療も大切です。
ステロイド外用剤が怖いのですが・・・
ステロイド外用を必要以上に怖がる必要はありません。訓練された皮膚科医師が正しい使用量を指示し、コントロールしていけば問題を起こすことはありません。なお、当院で乳児の顔に使用するウィーク(エキザルベ)の外用剤は月に5-10g程度赤ちゃんの肌に1年近く使い続けても問題になったことはありません。
ステロイド外用剤が怖いという情報は、まだインターネットがない時代に一部のテレビニュースでのデマが拡散されたことが元になっています。現在、60~70才になっている以前の親御さん達には、「ステロイド外用は怖いから塗りたくない」という患者さんが多くみられました。また、インターネットの黎明期(れいめいき)では、Google 検索が素人さんの発信する医療情報も載せてしまっていたのも、ステロイド外用が怖いという一因と考えられます。
たしかに、ステロイド外用は即効性があり皮膚炎に大変有効なお薬なのですが、長期に必要以上の強さのお薬を多く連用してしまうと①組織増殖抑制作用により皮膚の菲薄化/乾燥を招いたり、②免疫抑制作用から顔では不適切使用によってニキビなどが出来やすいという問題もあります。以前は、皮膚科の薬といえばステロイド外用+保湿のみだったのですが、最近5-10年で免疫抑制剤のプロトピック以外に、JAK阻害のコレクチム軟膏、PDE4阻害のモイゼルト軟膏など様々な選択肢が増え、治療が以前よりしやすくなってきました。
ステロイドはいつ止めればよいですか?
上記の書いたように、ステロイド外用を少し良くなって止めてしまうとすぐに悪化してしまいます。皮疹がすこし良くなってくれば、1日1回とし、さらに落ち着けば週2,3回と塗布するプロアクティブ療法が長期に再発をふせぎ、かつステロイド外用のトータル量も減らすことが様々な研究により明らかになってきています。お子さんではアレルギーマーチの進行時期も考慮して治療を継続する必要があります。
薬は薄く塗った方がよいですか?
良くある間違いとしては、薬局などで一部の薬剤師さんからお薬は怖いのでなるべく薄く塗るようになどと勝手な指導がはいってしまうことがあるようです。お薬は一定程度の量をぬってちゃんと効果がでるように設計されています。よくある指導法としては指先の第一関節まで出した量を手の平2枚分(1FTU)という方法や見た目がテカり、ティッシュを置いても落ちないくらいとされています。1FTUをきちんと実行するとかなりべとべとになりますので、あくまで目安としては軽くてかりが残る程度が良いでしょう。
アレルギー検査はおこなっていますか?
当院ではお子さんの採血には対応しておりません。お子さんや赤ちゃんの採血には特別な技術をようするために、小児科にお掛かりになりご相談下さい。なお、アレルギー血液検査は一般的に生後半年以降にできるとされます。
子供だけでも受診できますか?
15才未満のお子様は原則保護者同伴での受診をお願いしております。
まとめ
赤ちゃん・お子さんの皮膚トラブルでお困りなら、当院までご相談下さい。

大木皮膚科
〒143-0023東京都大田区山王2-5-1
電話;03-3776-2220
※当院は小さな医院のため、ベビーカーでのご来院はなるべく平日日中にお願いいたします。なお、診察室内は大変狭いため、ベビーカーは折り畳んでお入りください。
●お願い●
乳児湿疹・小児アトピーに於いても、個々の皮疹を治して行くには、ステロイド外用剤が必要となります。また湿疹が酷いほど、ステロイド外用剤をすぐに止めてしてしまうと湿疹が再燃しやすくなります。
ステロイド外用剤は皮疹が少し改善してきたときにも、少しずつ使っていく必要があるお薬(=プロアクティブ療法)です。医師が安全と判断した範囲内で塗布することで副作用もコントロール可能となりますので、安心してご来院下さい。
⇒極度のステロイド忌避症の方は、受診をお控え下さいますようお願い申し上げます。






