巻き爪 巻き爪治し方・自分でコットン治ったセルフケア法|大田区大森・大木皮膚科 2022年7月15日 巻き爪の治し方・セルフケアの基礎知識 自分でコットンで治ったセルフケア法 巻き爪の治し方とセルフケアについて、ご説明していきます。当院では「巻き爪矯正」を行っておりますが、決して全例が適応ではなく、軽度の症状では「セルフケアでの治し方」をご指導しており、数回の通院とご自宅でのケアで治ってしまう方も大勢いらっしゃいます... 医師;大木更一郎
巻き爪 ひょう疽・爪周囲炎|大田区大森・大木皮膚科/指の化膿でお困りなら 2022年7月3日 ひょう疽とは? ひょう疽(felon finger)とは、別名で「爪周囲炎・paronychia」とも呼ばれ、指先・爪周囲などの微細な小外傷から生じる細菌感染を伴う化膿性炎症のことをさします。おもに、ブドウ球菌による感染が多く、患部は赤く腫れて、痛みを伴い、症状が進行すると「膿」が貯まります。 指先では、「背側に爪... 医師;大木更一郎
粉瘤 粉瘤・くり抜き法のデメリットを詳しく解説|大田区大森・大木皮膚科 2022年4月20日 粉瘤・くり抜き法のデメリット 粉瘤の手術は、通常の標準的な方法ですと「粉瘤の大きさをマーキング」した上で、皮膚のシワ方向を考慮した「紡錘形切開」による摘出を行います。切開線は粉瘤の長径と同じか、少しだけ大きいくらいの事がほとんどです。粉瘤は、「垢や皮脂が入った袋(カプセル)」を破らずに全摘することによって、再発が起こ... 医師;大木更一郎
院長ブログ 白斑|大田区大森・大木皮膚科【原因と治し方・白斑治療を詳しく解説】 2022年2月2日 白斑(尋常性白斑・白なまず)とは? 白斑(vitiligo)とは、正式には尋常性白斑と呼ばれ、メラノサイトが減少・消失することにより境界明瞭な脱色素斑が大小さまざまな形で出現する「後天性の難治性皮膚疾患」です。白斑を呈する病気には、脱色素性母斑・炎症性色素脱失・サットン母斑・老人性白斑など様々ありますが、最も多いタイ... 医師;大木更一郎
院長ブログ 乾癬|大田区大森・大木皮膚科【原因と治療薬・治し方を詳しく解説】 2021年12月29日 乾癬とは? 乾癬(psoriasis)とは、表皮細胞の増殖が亢進し「皮膚の入れ替わりが短くなった結果」として、ぶ厚い銀白色の雲母状の鱗屑(りんせつ)を伴う紅斑・表皮の肥厚を呈する「難治性の皮膚疾患」とされます。根本的な原因が不明な「多因子性の疾患」で、一度発症すると症状が繰り返し慢性の経過をとる「代表的な炎症性角化症... 医師;大木更一郎
院長ブログ 掌蹠膿疱症|大森・大木皮膚科【治し方・やってはいけないことは?】 2021年12月2日 掌蹠膿疱症とは? 掌蹠膿疱症(palmoplanter pustulosis)とは、手のひら(手掌)と足の裏(足蹠)に左右対称にできる無菌性膿疱が、寛解と憎悪を周期的に繰り返す「難治性の慢性皮膚疾患」とされます。手のひらの事を漢字で「掌」と書き、「蹠;せき」とは余り普段使わない漢字ですが「足の裏」という意味です。両者... 医師;大木更一郎
院長ブログ 円形脱毛症|大田区大森・大木皮膚科【原因・予後と治療を詳しく解説】 2021年11月17日 円形脱毛症とは? 円形脱毛症(Alopecia areata)とは、前触れもなく突然頭部に生じる「境界のはっきりした類円形の脱毛斑」です。単発・軽症例の場合には自然治癒もあるのですが、数が2~3個と増えて多発してしまうと治療に反応しにくくなってしまうのが問題です。当院では、通常の単発型円形脱毛症には、「ステロイドロー... 医師;大木更一郎
院長ブログ 紹介状について|大森の大木皮膚科【紹介状をご希望される方へ】 2021年11月14日 紹介状とは? 紹介状とは、正式には「診療情報提供書」と言います。元来、「病院間」もしくは「クリニック・診療所から病院へ」の患者さんについて診療情報の提供をおこなう書簡です。皮膚科クリニックに於いては、おもに下記の場合に紹介状がだされます。 症状が重篤であり、すぐに大きな病院に掛かった方がよい場合 経過が長引いたり、治... 医師;大木更一郎
院長ブログ しもやけ(凍瘡)|大森・大木皮膚科【皮膚科での治し方は?】 2021年11月10日 しもやけとは? しもやけ(凍瘡)とは、冬の気温低下(4~5℃)等の寒冷気候・気温差が10℃以上となる初冬・晩冬等の時期に、循環障害の起こりやすい手・足先および露出部である頬・耳などに起こる「むずがゆい赤み・腫れ・うっ血などの症状」のことを云います。低い気温・寒冷にさらされると皮膚局所の小動静脈~毛細血管が収縮して循環... 医師;大木更一郎
院長ブログ 冬の乾燥肌対策|大森・大木皮膚科【皮脂欠乏性湿疹】 2021年10月31日 冬の乾燥肌(皮脂欠乏性湿疹)とは? 晩秋~冬にかけて気温が冷えてくると、とくに都内をはじめとした関東地方では空気が乾燥しやすくなります。「上州のからっ風」という言葉があるように、冬型の気圧配置になると北西方向からの湿った空気が山で雪を降らせたあとに、「乾燥した冷たい空気」となり関東地方などに寒さと乾燥をもたらします。... 医師;大木更一郎