院長ブログ 掌蹠膿疱症|大森・大木皮膚科【治し方・やってはいけないことは?】 2021年12月2日 掌蹠膿疱症とは? 掌蹠膿疱症(palmoplanter pustulosis)とは、手のひら(手掌)と足の裏(足蹠)に左右対称にできる無菌性膿疱が、寛解と憎悪を周期的に繰り返す「難治性の慢性皮膚疾患」とされます。手のひらの事を漢字で「掌」と書き、「蹠;せき」とは余り普段使わない漢字ですが「足の裏」という意味です。両者... 医師;大木更一郎
院長ブログ 円形脱毛症|大田区大森・大木皮膚科【原因・予後と治療を詳しく解説】 2021年11月17日 円形脱毛症とは? 円形脱毛症(Alopecia areata)とは、前触れもなく突然頭部に生じる「境界のはっきりした類円形の脱毛斑」です。単発・軽症例の場合には自然治癒もあるのですが、数が2~3個と増えて多発してしまうと治療に反応しにくくなってしまうのが問題です。当院では、通常の単発型円形脱毛症には、「ステロイドロー... 医師;大木更一郎
院長ブログ 紹介状について|大森の大木皮膚科【紹介状をご希望される方へ】 2021年11月14日 紹介状とは? 紹介状とは、正式には「診療情報提供書」と言います。元来、「病院間」もしくは「クリニック・診療所から病院へ」の患者さんについて診療情報の提供をおこなう書簡です。皮膚科クリニックに於いては、おもに下記の場合に紹介状がだされます。 症状が重篤であり、すぐに大きな病院に掛かった方がよい場合 経過が長引いたり、治... 医師;大木更一郎
院長ブログ しもやけ(凍瘡)|大森・大木皮膚科【皮膚科での治し方は?】 2021年11月10日 しもやけとは? しもやけ(凍瘡)とは、冬の気温低下(4~5℃)等の寒冷気候・気温差が10℃以上となる初冬・晩冬等の時期に、循環障害の起こりやすい手・足先および露出部である頬・耳などに起こる「むずがゆい赤み・腫れ・うっ血などの症状」のことを云います。低い気温・寒冷にさらされると皮膚局所の小動静脈~毛細血管が収縮して循環... 医師;大木更一郎
院長ブログ 冬の乾燥肌対策|大森・大木皮膚科【皮脂欠乏性湿疹】 2021年10月31日 冬の乾燥肌(皮脂欠乏性湿疹)とは? 晩秋~冬にかけて気温が冷えてくると、とくに都内をはじめとした関東地方では空気が乾燥しやすくなります。「上州のからっ風」という言葉があるように、冬型の気圧配置になると北西方向からの湿った空気が山で雪を降らせたあとに、「乾燥した冷たい空気」となり関東地方などに寒さと乾燥をもたらします。... 医師;大木更一郎
院長ブログ 魚の目・芯治療|大森・大木皮膚科【芯出し痛くない取り方は?】 2021年10月22日 魚の目(鶏眼)とは? 魚の目(corn)とは、足裏や足趾の骨の突出部分に「物理的な力」が継続して加わったためにできる「中心部に芯がある角質肥厚」のことです。角質の肥厚は、物理的な刺激に対し皮膚が自らを守ろうとする防御反応として引き起こされます。「特定のある一点の場所のみ」に力が繰り返し掛かり続けると肥厚した角質は次第... 医師;大木更一郎
院長ブログ 当院のコロナ対策|大森・大木皮膚科 2020年10月18日 当院のコロナ感染対策 ◆令和2年9月新テナント移転により、待合室・診察室のスペースがひろくなり、旧クリニックよりベッド同士の間隔確保、カーテン・パーティーションでの仕切りを行えるようになりました。 受診に際してのお願い ◆37.5度以上の発熱など体調不良があった方は、自宅での安静・療養を優先して、受診をお控えください。... 医師;大木更一郎
院長ブログ ピアス|大森・大木皮膚科【ピアスのトラブルならクリニックへ】 2019年7月9日 《大森でピアストラブルの皮膚科クリニックをお探しなら》 ピアスとは ピアスとは、装飾や美容目的で「耳たぶ(耳垂)」に人工的に穴を作成・装着するアクセサリ-のことを指します。耳に付ける装飾品全般を、イヤリング(earring)と呼びますが、日本語では、一般に「穴に通すタイプ」のものがピアスと呼ばれます。 本来、英語の... 医師;大木更一郎
院長ブログ やけど(熱傷)|大森・大木皮膚科【熱傷専門医が対応致します】 2019年5月23日 やけど(熱傷)について やけど(熱傷)とは、高温の火炎(気体)・熱湯(液体)・フライパン(固体)等に接して生じる皮膚および粘膜の障害です。熱による傷害は、皮膚・粘膜の組織を蛋白凝固させ、血栓をつくり局部のうっ血・浮腫を引き起こします。 皮膚へのダメージが進むと、水疱形成(2度)や組織の壊死(3度)へと進行します。広範囲... 医師;大木更一郎
院長ブログ じんましん|大森・大木皮膚科【蕁麻疹でお困りなら】 2019年5月19日 じんましんとは、「痒みを伴う、虫刺されの様なみみずばれ(膨疹)が突然あらわれ、数時間~半日で発作が治まり、その多くは跡かたなく消退するもの」と定義されます。ほとんどの方では、1,2週のあいだに痒みの発作が治まる急性蕁麻疹のことが多いです。人口の15~20%の人が一度は経験する病気であり、めずらしい病気ではありません。... 医師;大木更一郎